「良いお年を」とこんなに言い合って迎えた大晦日があったろうか。年末の実感はないが、年末らしい挨拶はたくさんの人とした大晦日だった。
2021年はどんな一年だったか。
さっき更新した往復書簡に割とじっくり書いたのでそちらもぜひ読んで欲しい。
2021年を漢字一字で表すなら「平」だ。あんなに辛くて苦しい中で感情を平らに持っていくのなんて相当なことだよ。平穏に過ごすための努力をした。平穏に過ごすのは思ったより大変だった。感情がこんなに乱れなかった年は珍しいのではないか。いつも無意識に乱れまくっていたんだなと思う。
意識して平穏に生きた。現実に向き合って、立ち向かった。立派だった。一年おつかれさまでした。
来年は平穏を積み重ねることでより幸せな方向へ転換していきたい。大きく飛躍するというより、積み重ねた底力で勝つイメージ。今までは超能力で飛び級したいみたいな欲が強くて、その結果が結婚だったと思うんだけど、それよりも地道にやっていく強さや、誰かと比べない強さを持つ人間になりたいなと思うようになった。しなやかで美しく強く。来年も地に足をつけてやっていく。
あと、軽くなりたいなと思う。一昨年〜去年はやっぱり気分的には重かった日が多かったから、全体的に軽く、軽くなりたい。いつ何にでもなれるような軽さを持ちたい。
ここでは、相変わらず日常の記録的に書いていけたらいいかな。同情とか心配とかしてほしいわけではなく、精一杯やってるところを見ていて、という感じ。互いが互いの人生をやって、やってるところを互いに見ていよう。それでやっていきましょう。
地道に、でも確実に前に進んでいるよ。数ヶ月前の自分が見たらきっと安心できるよね。来年の私が見て、今はもっと進んだよ、と言えるようになりたい。来年もがんばろう。
ありがとうございました。よいお年を！
ちなみに上に載せた往復書簡は、大晦日に一人でゆっくりお茶しながら書けた。何より。
