into the blue

将来の夢はキリン

面倒くさいを全ての理由にするな

たまにある強い言葉タイトルシリーズ。

少し前の出来事だけど、今日たまたまその話をして思い出したので書いてみる。知り合いの話。

 

普段からあまりやる気がなさそうな風貌というか、よく言えば穏やかな見た目の知り合いがいる。その知り合いAが別の知り合いBと話していた。

よくある世間話をしていて、申請すれば得するものをBさんは真っ先に申請したと。それに対してAさんはしていないと。するもしないも自由なのだけど、Aさんが言った理由が「だって面倒くさいじゃん」。

 

これで、ああ、この人の根幹はここなのかと納得した。と同時に、何でもかんでも面倒くさいを理由にしないようにしようと反面教師として学んだ。「面倒くさい」って、正直何の理由にもなり得る。だからこそ面倒くさいを打破しなければ何も進まない。進みたくないならそれでいいのかもしれないが、いやでもそれもどうなのか。何かをしないと決めるときは、検討したうえで決めたい。面倒くさがって、何も見ず何も知らず何も調べずのままではいけない、と危機感を覚えた。

かといって他人の人生に口出しするのは普通にお節介なので、その場では笑って流しておいた。そして静かに、見えない溝を見つめていた。Bさんは「ありえない!」と言っていた。

 

だが、正直私も面倒くさがりである。これだけ批判しながらも、無意識に面倒くさがって避けていることもあるかもしれない。面倒だな〜とふと思ったら、なんで面倒なのかを考えるように癖づけておきたい。結局、考える前に動けば面倒くさくなくなるのだろうと思うが、私は向こう見ずな性格なのでそこは慎重にいきたい。

バランスをうまく取るのはいつだって難しい。