into the blue

将来の夢はキリン

たくさんの記憶に存在している

昨日母校を訪問してからというもの、頭の中が不思議な感覚に包まれている。決して、感覚が学生当時に戻ったというわけではない。約10年前にお世話になった先生方と、約10年の時を経て大人同士として話をする、とっても変な感じだ。いやまあ世の中ではよくあることなんだろうけれど。

変にぎこちなくなるわけでもなく、過度に懐かしがるわけでもなく。昨日のことのように約10年前の話をして。だけれどお互いに約10年歳を取っていて。先生方の見た目も話し方も癖も変わっていなくて、感覚がおかしくなっている要因の一つかも。

 

そして「君の顔を思い浮かべていた」と言われて、そうか、いま会っていない人たちの記憶にも私は存在してんだな、と。そう考えると、本当にたくさんの人たちの記憶の中に私はいるなと思う。転校が多く、関わった先生も友人も多い。どちらかというと先生に気に入られやすい生徒だったので、記憶に残っている確率は高いのでは?と自惚れてみる。

学校関係だけではなく、暮らした中で出会ってきた人たちの記憶に私はいるんだな。しばらく会っていないし話もしていないけれど、私のことを「元気でやってるかな」と気にしてくれている人は、私が想像するよりきっと多い気がした。そんなことを思って勝手に自分を励ます。

 

記憶の中の私が明るく笑っているといい。少し心配だけどきっと大丈夫だと思ってもらえるように、私は今をがんばっていくのだよ。いま目の前に味方はいなくとも、遠くにはきっと味方がいるのだと信じることなのだ。自分のこれまでの軌跡を信じてあげることなのだ、と。

なんか重い?そんな今日。