into the blue

将来の夢はキリン

正式なドライアイ

ずいぶん前から、私はドライアイなんだろうな……と薄々勘づいていたが、この度眼科で正式にドライアイだと診断されたので、自分の記録のために詳細を書き残しておく。

 

私は日常的に自転車に乗っていて、自転車で風を切って走っている最中に涙がぴゃ~っと流れてくる。同じ状況で目が潤むという人は結構多いと思うけれど、私は頬の上をサーッと流れるし、それが毎日なのでいい加減に気になってきた、というのが受診の動機だった。最近寒くなって空気が乾燥してきたから余計に涙が出やすいのだろうが、それにしても困るのでどうにかしたいなぁという気持ちだった。せっかくアイメイクをしても崩れるし、単純に涙で前が見えにくいため危ない。

 

検査をしてもらって「症状としてはドライアイですね」とハッキリ言われた。はい、そうですよね……という気持ち。

ドライアイって結局どういうことなのかというと、私の場合は、「黒目の上の油が少ないです」とのことだった。「普通はまばたきをしたら涙で目に膜を作り、しばらくうるおいが保たれるんだけど、黒目の上の油が少ないことによって涙がすぐ乾いて蒸発してしまうんですよ。外から刺激(風とか)を受けるとすぐに蒸発して乾いてしまうという状態になっています」とのこと。なるほど。涙はたくさん流れてくるわけだから、水不足ではなく油不足だったということだ。

まだ20代なので、まさか「油が少ない」と言われるとは思っておらず、わりと衝撃的だった。多分年齢は関係ないんだろうなという印象。パソコンやらスマホやらで目を酷使しているので反論の余地はない。

 

「改善するために目薬を処方しますが、“効き目が良くて差し心地が悪いもの”と、“効きはほどほどですが差し心地が良いもの”がありますが、どちらにされますか?」と訊かれた。

差し心地が悪いとはどういうことなのか……?と思い、話を聞くと、①白濁している②苦味を感じるということだった。

①については、目に入れた後も白濁して見えるので嫌がる人もいます、と。30~60秒くらいでクリアに見えるようになるので、少し時間を置けば問題ありませんとのこと。②については、差した後に苦味を感じるのでそれが嫌だと言われる方もいますね、と。

話を聞いてみて、自分については①も②もあまり問題ではないだろうということと、差し心地が多少悪くても早く効いてくれた方がいいに決まっとるやないか~!の気持ちで前者の目薬を選んだ。私らしい選択である。これ、人によってかなり意見が分かれそうなので色んな人に聞いてみたい。でも、先生がここまで説明するってことは、後者を選ぶ人の方が多いんやろなぁ……という推測。知らんけど。

ちなみに我が家の人間は苦味が嫌とのことで後者を選ぶと言っていた。まあ、そうでしょうね。

 

現在実際に点眼する日々だが、私は前者を選んで正解だった。

「目薬で苦味を感じる」というのが正直説明だけでは想像できなかったが、私はそこまで気にならない程度だった。口に入れる薬は口内にダイレクトに苦味が来るので私もあまり得意ではないが、目薬の苦味は舌で感じるわけではないので「あ、ちょっと苦いかも……」くらいで終わる。何か飲んだり食べたりしていたら苦味を忘れちゃうくらい。

一つだけ言うと、喉のうがいだけはしちゃだめです。いや、別にしてもいいんだけど、口内に苦味が広がってウェ~となるのでやめたほうがいい。うがいをしたら苦味が消えてくれるのかと思ったら、逆で、喉元から口内に苦味が流れ込んできてしばらく残ってしまうので推奨しない。

 

そんなわけで眼科受診から10日以上経ち、点眼も日常になってきた。2週間ほど点眼を続けてくださいとのことなので、あともう少し。症状はゆるやかに軽くなっているかな~という感じ。劇的な変化はまだないかな。

再受診の時に何か動きがあればまた書きます。

 

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