自分で好き勝手に物が言えることの幸福を、改めて噛みしめています。
なんか、またこうして新たな場所で言いたいことを言える環境を作れて良かったなと。しみじみ思います。
さて、最近は割と日々の時間がゆっくり取れているので、何かと外からインプットできる機会が増えました。
そんな中で思うこと色々、です。
- 先人が残したものに耳を傾けてみる
今まで、こういうことをほとんどしてきませんでした。
なぜなら、自分の人生は自分だけのもので、誰にも自分のことは分かるわけがない、と信じきっていたからです。
まあ、未だにその思想はあるのですが、最近は少し柔らかく考えられるようになり、それって私だけではなく人間誰しもそうじゃんということを思ったんですね。
それと同時に、人間の根幹には昔から変わらない部分、誰しもが抱える矛盾とかコンプレックスとか葛藤とかそういうものもあるんじゃないか、と、ふと思ったわけです。
そうすると、今までの世界には生まれて生きて死んでいった方々がごまんといるわけで、その人達が残してくれたものに耳を傾けてみたら何か気付くことがあるのではないかと思えるようになったのです。
そんなわけで、映画「ちはやふる」をきっかけに、百人一首に興味を持つようになりました。
先人って言ってもそんなに先人かい!と言われそうですが、本当に古く、約1000年前の歌ばかりです。
それでも今と同じような人間の気持ちを歌っているので、人間が元々持つものってあまり変わりないんじゃないかと思うんです。
だからこそ先人の教えをきちんと受け取って、自分たちは更に上へと登っていけたらいいなと思います。可能性を引き伸ばしていけたらいいなと、漠然と思います。
そして歴史にも少し興味を持ちまして、改めて明治維新だとか、もっと昔の古事記だとかを学んでみているわけなんですが、今知ると面白いんだよこれが。
学生の頃は何年に何が起こったとしか覚えていなかったけれど、この出来事の真意はこうだったとか、表向きの策と裏での策があっただとか、よく知ると「こいつまじ策士だな!」「やりおったな!」とか思えて楽しい。
もちろん諸説あることも多いとは思いますが、それも含め先人たちの歴史なので、そこから何か分かることは意外とあるのかも。と、今は思えます。
- 組み立て力が重要すぎて今すぐ欲しい
これは前々から上司に言われていたことですが、物事を組み立てて考えることが私はあまり得意ではありません。
組み立て力が大事なのは分かるけど、脳の構造から考えて、あんまり向いてないし無理なんじゃないかと自分では思っていました。
最近、この動画を見ました。
最近家族が中田さんの動画をよく見ているらしく私も勧められて見ており、これもその一つ。
この動画、簡単に言うと中田敦彦の組み立て力がまじで分かりやすく披露される動画です。
なんだなんだ??組み立て力の権化かこの中田敦彦という男は???????
何気ない会話から始まり、最終的には中田さんの思うがままの展開。さらに乗せられた相方藤森さんも分かっていながらも超乗り気で終わるという、凄まじい内容になっています。
これを見たらもう、組み立て力、大事すぎか~~~~~~~!!?!!?!!という感想しかないし、これは何としても身に付けなければと思い直しました。
組み立て力というか、もっと平たく言えば交渉力というんですかね。
人に交渉するときのうまさ。
何よりも思ったことは、自分の利益を得ようとするならば、まず相手のことを考えなければならない。ということでした。
相手にまず利益があるかどうか。相手のためになるかどうか。そこが叶えば、自分の利益へと繋げることができる。
最終的には自分の利益とか相手の利益とかも度外視して、物事が良い方向に向かうことだけを考えられたらいいんですけどね。
まだその域には達することは難しいので、まず出来ることから。
手のひらで転がされるということや、外堀を埋めるということはこういうことを言うんですね~~~~!!!!!!
と、超良い見本になりました。凄すぎて笑えてくるんだよな。面白すぎる。
そんな感じで、今までにあまり興味を持たなかったところから気付きを得ているという近況でした。