昨日は先輩はお休み。
いない日は心が落ち着いていいな(いると意識するため)と思うようになってしまい、なかなかにおしまいである。そして、いないにしては話題に出てきた一日だった。
新入社員の子と異動の話になり、独身先輩も年数的にもうすぐらしいよね~という話をした。
「独身先輩がいなくなったらどうなっちゃうんでしょう……、もし変わるなら同じような人が来てほしいですよね」と言うので「同じような人ってのもなかなか難しいでしょ」と言ったら「そうですよね、あんな、話しやすくて仕事ができる人……。」と真剣な顔で言っていて思わず笑いそうになった。
うん、間違いではない。確かに話しやすくて仕事が出来る人だ。だが、私目線では先輩らに絡んでふざけている姿のほうがよく見るので、大真面目にそうやって言ってのけるには笑ってしまうのだ。新入社員目線ではそうなんだろうな、と思うに留めた。
まあかくいう私も新入りではある。入ってすぐのころ仕事で助けを求めたら、はちゃめちゃなアイドルスマイルで答えてくれたので(そんな顔も出来るんだ……)と思った記憶がある(失礼すぎる)。
接客業だしそういう顔するのは当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
表の顔を作るのが上手いので、そういうところも何でそんなに上手いんだよと思いつつも好きだと思うポイントではある。ただ、ストレス溜めてないといいけどとちょっとだけ心配するポイントでもあり。ま、それはそれだ。
昨日のY氏との話から、自分が好きになる人はどういう人か。と考えてみた。
そうすると結構自分が最悪な人間であることが明らかになり、自分で考えたくせに落ち込んだ。
私は割と人気な人を好きになりやすいと思う。簡単に言うと競争率が高い相手だ。そういうところで勝てたら嬉しいという気持ちは多少あるんだなと思う。前アイ氏に「恋愛は勝ち負けじゃないんだから」と叱られたことがある。(その時は周りとの競争ではなく相手との駆け引き的な勝ち負けの話だったが)
何が起源なのかは謎だが、そういう思想は確かにあるので、我ながらやっかいだ。
好きな人から認められたいという思いもある。認められるとはどういうことなのかと具体的に聞かれるとちょっと難しいが。「かわいいね」と可愛がられるよりも「かっこいい」と憧れられたいという気持ちに近いだろうか。
義理の父に「男をなんだと思ってるんだ」と言われたこともある。本当に、何だと思ってるんだろうね。男性に対しての信頼って、私の中であまりないのかもしれない。別に軽視しているつもりもないけれど。
家庭環境から、男性に頼るとか男性に助けてもらったとかいう記憶がとても乏しいのも影響がないとは言えない。とはいえ、元々男勝りってか勝ち気?な性格ではあったので何ともあれだが。
結婚した時、とても楽になった。なぜなら、世の恋愛市場から降りられたと思ったからだ。
恋愛市場というものが実際に存在しているかというと知らないのだが、若くて独身であれば勝手にそういう目で見られ、市場に乗せられてしまうものだと感じていた。
けれど、自分がただ意識していただけなのではないか。と、最近思うようになった。
勝手に恋愛を意識して、市場に乗せられた気になって、一喜一憂していただけ、なのでは?
世の若いと言われる女性はどうなんでしょうね。
そういうことから、早く楽になりたいという気持ちが強いが、結局は自分の思い込みなんじゃないかという気付きで悲しくなっている。でもやっぱり早く楽になりたいよなーーー、どうすりゃいいんじゃ。色々あったから、さっさと結婚しちゃえばいいんでしょという話でもないことはさすがにわかるし。
こんなにこじれた思考とは自分でも思いもしなかった。「恋愛はグロテスクなものだよ」と言っていた人もいるが、やっぱりそうだよなというところに着地する。
キラキラキュンキュンしたものばかりじゃあないのよ。
平和に過ごしたいだけなのよ、と思いつつも、やっぱり刺激も欲しい人なんだよ私って奴は……と思うのだった。
全然纏まらないけど話が終わらないので、おしまい。
色々折り合いをつけていけたらいいんだけど。